こんにちは♪心理カウンセラーのしずくです(^^)/
私は30代に入ってから妊活を始めています。
現在不妊治療で体外受精にチャレンジしていますが、「不妊治療が辛い!!」と思う瞬間は多々あります💦
こればっかりは、経験してみないと辛さって分からないんですよね。。
中には、不妊治療から【不妊うつ】という症状が出てしまうこともあります。
今回は、不妊治療で具体的に何が辛く感じるのか?不妊うつとはどのような症状で、対処法はどんな方法があるのかをお伝えできたらと思います!
不妊治療はなぜ辛いのか?

不妊治療は、実際に経験してみないとその辛さというのはなかなか分からないものですね。
これから妊活をスタートさせようと思っているかたは、具体的に何が辛いのだろう?と疑問に思ったり、漠然とした不安にかられることもあるかと思うので、私が実際に感じた「辛い」の理由も含めお伝えします!
いつ妊娠できるか先が見えない辛さ
私は初め、病院にかかって不妊治療をスタートすれば、せいぜい半年くらいで妊娠・出産できるだろうと高を括っていました💦その自信はどこからきていたんですかねぇ。。
でも実際は3年以上治療は続いています。
私の場合はタイミング法からスタートとして半年くらいで一度妊娠できたものの、心拍が確認できず流産してしまいました・・・。
そこからしばらくして体外受精にステップアップし、さすがに体外受精すれば妊娠できるだとうという、また変な自信がありましたが、そう上手くはいきませんでしたね。
そんな中でやっぱり「いつ妊娠できるのだろう・・このまま妊娠できないかもしれない・・」という先が見えない辛さがでてきます。
特に私は30代半ばから妊活をスタートさせているので、タイムリミットもあることを考えると焦りもあります。
友人の妊娠・出産を喜べない辛さ

不妊治療で大切なのは、「よそはよそ!うちはうち!」と思うことだと私は思っているんです!
でもどうしても、20代で結婚してすぐに妊娠して、2人3人と自然妊娠で子供を産んでいる人を見たりすると、羨ましいと思ったり、不妊治療の苦労も知らないで!なんてひねくれたこと考えてしまったり・・本当は100%祝福したいのに喜べない辛さというのは、不妊治療で苦戦しているかたは経験あると思います(/ω\)
「なんならあなたが結婚する前からこっちは妊活してるんですけど!!」ってね(泣)
そんな風に思ってしまう自分が嫌になったりしてしまう・・そんな辛さがあります。
不妊治療の費用がかさんでいく辛さ
不妊治療は、タイミング法⇒人工授精⇒体外受精⇒顕微授精とステップアップしていくほど費用が高額になっていきます。(私の場合は人工授精・顕微授精は必要なかったのでタイミング法⇒体外受精でした)
現在は不妊治療が保険適用になりましたけど、それでも1クール20万くらいは掛かります💦
詳しくはこちらの記事でも紹介しているので読んでみてくださいね♪☟
不妊治療は、どれだけ時間がかかるか分かりませんし、そもそも妊娠できるかどうかも分かりません。
そんな中、時間がかかればかかるほどそれだけ費用がかさんでいきます。
タイミング法ならまだ費用もそこまでではないですが、体外受精となると一回に支払う額も万単位が普通になってきますから、すごい勢いでお金が出ていきます。。
完全に不妊治療中心の生活になりますし、出費も生活費の大半を占めるので、そのために働いている感じになりますよね。
中には、治療費が理由で子供を諦めるという夫婦も多いですし、そもそも不妊治療は費用面で断念するというかたもいます。
長引けば長引くほど不妊治療の費用がかさんでいく辛さというのは、経験者は誰もが感じていることだと思います。
保険適用の回数にも制限がありますし、パートナーと話しあって不妊治療もいつまで続けていくのかという区切りをつけることは必要だとは思いますが、そう簡単に踏ん切りがつけれるものでないことも辛いです(/_;)
不妊治療と仕事の両立が上手くいかない辛さ

不妊治療は、だいぶ世間でも知られるようにはなってきましたけど、それでも実際に働きながら両立させるというのは大変なことなんです。
タイミング法にしても、排卵の時期に合わせて通院が必要になるので、指定された日に受診しないといけません。
病院の診療時間と働く時間ってほとんど被ってますから、フルタイムで働いているかたは遅刻か早退して受診しないとですよね。
さらに体外受精や顕微授精となると、通院はもっと頻繁になりますし、タイミング法と同じように決められた日、さらに時間まで指定されることもあります。
また、採卵などで身体がしんどくなることも多いので、仕事との両立は本当に大変です💦
かといって、治療にも多額の費用がかかるので簡単には仕事を辞めるわけにもいかないので、不妊治療と仕事の両立というのはなかなか上手くいかず辛い思いをすることが多いです。。
厚生労働省の調査によると、仕事と不妊治療を両立しているというかたの割合は約53%。一方で、両立できなかったというかたは約35%だそうです。
そのうち、16%のかたが仕事と両立できずに離職していることが、厚生労働省の調査で明らかとなっているんです!
現在は【くるみん制度】と言って、不妊治療と仕事との両立がしやすい環境整備に取り組む企業として認定されている会社もあるようですけど、まだまだごく少数です。
これから確実に不妊治療を受けるかたは増えると思うので、どの会社でも安心して治療と仕事が両立できる仕組みができていくといいですよね!
「不妊治療しながらできる仕事やコツ」についてはこちらの記事でも紹介していますよ☆☟
不妊治療の辛さから【不妊うつ】に

【不妊うつ】というのは正式に診断されることはないそうですが、不妊治療に悩む人が抱える心のモヤモヤや不調の症状で、抑うつ状態のことを言います。
具体的な症状はどういったものかというと☟
・日常生活で「楽しい」「嬉しい」と感じられない
・常に妊娠への焦りがあり不安
・不眠症
・妊娠できない自分を責める
・パートナーへ不満を感じる
・友人の妊娠・出産を喜べない
・他の妊婦を見ると情緒不安定になる
このような症状が挙げられますが、不妊治療をしているかたなら、このような感情には少なからずなった経験はあるんじゃないかと思いますし、私もあります。
ただ、このような心の状態がより強く、日常生活に支障が出てしまうほどになると、それは「不妊うつ」となります。
それから、不妊うつの症状は女性だけではなく男性にもあって、排卵日にタイミングを取ることにプレッシャーを感じてしまい、EDになってしまうなどの症状があります。
データによると、体外受精や顕微授精で妊娠判定検査の結果が出たあと不妊うつになる人は、女性は4人に1人、男性は10人に1人だそうです。
不妊うつにならないための対処法
不妊治療をしていると、誰でも不妊うつのような気持ちになることはあると思いますが、もし日常生活に支障が出てしまうほどの不妊うつになってしまったら、どんどん悪化してしまう恐れがありますし、せっかく今まで子供を授かるために頑張ってきたのに、断念せざるを得ない状況になってしまうかもしれません。
そのような不妊うつにならないための対処法はどのような方法があるかというと☟
・パートナーに気持ちを伝える
・妊活アプリなどを活用して、同じように不妊治療で悩んでいる人の投稿を見たり自身も投稿して気持ちを吐き出す
・時には不妊治療を休む期間を作る
・生理後など少しお酒を飲んだり好きな物を食べたり出かけたりリフレッシュする時間を作る
・不妊治療の経験がある友人に話を聞いてもらう
・婦人科の先生・看護師やカウンセラーに相談する
私の通院している病院では【妊活相談室】と言って、妊活を専門に看護師さんが相談にのってくれるサポート体制が整えられています。
不妊治療に対応している病院なら、そういったサポート体制も整えられていることが多いと思うので、通院中のかたは相談されると良いと思います♪
まとめ
今回は、不妊治療で具体的に何が辛く感じるのか?不妊うつとはどのような症状で、対処法はどんな方法があるのかをお伝えしました!
不妊治療は、いつ妊娠するか先の見えない不安や高額な費用、年齢的なタイムリミットなど、長引くほど辛く感じることが多々あります。
それによる不妊うつの心の不調を軽くするための対処法で一番大事なのは、一人で抱え込まないということ!
不妊治療は夫婦二人三脚で行うものですから、まずはパートナーとじっくり話合ったうえで、専門家や信頼できる友人、時にはSNSも活用しながら、バランスをとって治療を乗り越えていってほしいなと思っています💛




コメント